専門家向け勉強会

精神分析におけるセックスとジェンダーを学ぶ会 2022

※今年度は募集を締め切りました。

このグループは2021年度に始まりました。 「男とは何か」「女とは何か」「性とは何か」などの セックスとジェンダーに関する問いに、 過去の精神分析理論を参照しながら、ひとりひとりが 新しい思索を生み出すことを目的としています。 今年度は、さらなる深みに触れることのできる文献を読んでいきます。

開催⽇時:8⽉、3⽉をのぞく第3⼟曜⽇21:00〜22:30
開催⽅法:Zoomによるオンライン
内容:発表者のプレゼン30〜40分、その後はディスカッション(初回に担当を割り振ります)
※複数の文献がある月は担当者の判断で1本に絞ってもかまいません。逆に関連する文献を紹介してくださってもかまいません。
※何語で読んでもいいですが、発表は日本語で行ってください。
対象者:本テーマに関⼼のある臨床心理士、公認心理師、精神科医
参加費:年間5500円(全10回)
申込み⽅法: office@minamimachida-counseling.comに①⽒名、②電話番号、 ③住所、④所属先、⑤担当したい回の希望をご連絡ください。
申込締切り:2022年3月17日

【参加を検討されている方へ】
このグループでは、経験年数などの参加条件を設けていません。 レベルの違いがあっても許容し、 教える・教わることのできる場でありたいと考えています。 英語論文を読むのが苦手という方もご安心ください。主催者も苦手です。 取り寄せの難しい文献は主催者にご相談ください。違いを認め合いながら、無理せず、無理させず、 楽しみながら学んでいきましょう。

4月16日 <男性のセクシュアリティの規範化>
Freud,S(1910)男性における対象選択の特殊な類型について ──「愛情生活の心理学」への寄与(1)
Freud,S(1912)性愛生活が多くの人によって貶められることについて ──「愛情生活の心理学」への寄与(2)
5月21日 <女性性コンプレックス>
Klein,M. (1928) Early Stage of the Oedipus Conflict. International Journal of Psycho-Analysis. 9: 167-180 東園昌久、牛島定信責任編訳 1983 『子どもの心的発達 メラニー・クライン著作集1』誠信書房
6月18日 <女性性とマゾヒズムに関する講義>
講師:西見奈子先生
7月16日 <女性のセクシュアリティの規範化>
Joan Riviere(1929)Womanliness as a Masquerade.International Journal of Psycho-Analysis, 10:303-313.
松本卓也による試訳http://psychanalyse.jp/translation/translation.html
9月17日 <発達研究による性器様式と空間構成の関連>
Erikson,E.H. (1950) Childhood and Society. W.W.Norton & Company. 仁科弥生(1977)『幼児と社会Ⅰ』みすず書房
Erikson,E.H. (1968) Identity: Youth and Crisis. W.W.Norton & Company. 岩瀬庸理訳(1982)『アイデンティティ』金沢文庫
10月15日 <移行的エディプス関係>
Ogden,T.H. (1987) The Transitional Oedipal Relationship in Female Development. Internationl Journal of Psycho-Analysis. 68:485-498
11月19日 <父親の娘コンプレックス>
Britton,R. (2003) Sex, Death, and Superego: Experiences in Psychoanalysis. Karnac Books. 豊原利樹訳 200 『性、死、超自我―精神分析における経験』誠信書房
12月17日、1月21日 <LGBTQのセクシュアリティとセラピー>
Downey,J. & Friedman,R. (2008) Homosexuality : Psychotherapeutic Issues. British Journal of Psychotherapy. 24(4):429-468
Frommer,M.S. (1995) Countertransference obscurity in the psychoanalytic treatment of homosexual patients. In: Domenici, T. & Lesser,R.C. (Eds), Disorienting sexuality: Psychoanalytic reappraisals of sexual identities. Routledge.
Waiess,e. (2000) The Countertransference Reaction of Protectiveness in working With Homosexual Patients. Psychoanalytic Psycholigy. 17(2): 366-370
Newbigin,J. (2013) Psychoanalysis and Homosexuality: Keeping the Discussion Moving. British Journal of Psychotherapy. 29(3):276-291
McWilliams,N. (1996) Therapy across the Sexual Orientation Boundary: Reflections of a Heterosexual Female Analyst on Working with Lesbian Gay, and Bisexual Patients. Gender and Psychoanalysis. 1(2):203-221
2月18日 <The thirdと相互承認>
Benjamin,J. 2004 Beyond Doer and Done to: An Intersubjective View of Thirdness. Psychoanalytic Quarterly. 73:5-46 2 Our appointment in Thebes:acknowledgment, the failed witnessn and fear of harming 3 Transformations in thirdness: mutual renognition, vulunerability and asymmetry.

南町田カウンセリングオフィスさんによる学ぶ会2022

精神分析におけるセックスとジェンダーを学ぶ会 2021

※参加者が十分な人数に達したので募集を締め切りました。

フロイトの時代からさまざまなことが変化しています。
ジェンダーの多様性、性役割の変化、フェミニズムをめぐる論争。
精神分析の世界はどうでしょうか。
ひとりひとりが確かな知を身につけ、臨床や研究に生かしていくために
改めて「男とは何か」「女とは何か」「性とは何か」ということを一緒に考えませんか。

開催日時:8月3月を除く第3土曜日21:00~22:30
開催場所:Zoom
内容:発表者のプレゼン30~40分、その後はディスカッション(初回に担当を割り振ります)
対象者: 本テーマに関心のある臨床家
参加費:全回5000円
申込み方法:office@minamimachida-counseling.comに①氏名、②電話番号、③住所、④所属先、⑤担当したい回の希望をご連絡ください。
申込み締め切り:2021年3月19日
問い合わせ先:
南町田カウンセリングオフィス 児島ゆう子
office@minamimachida-counseling.com
042-850-7083(基本的に留守番電話対応となっております。かけ直しますので、お名前、ご用件、ご連絡先を残してください。)

【参加を検討されている方へ
この勉強会は『精神分析にとって女とは何か』(西見奈子編著、福村出版)を参考に、主にその引用文献を読んでみようというものです。本書を読んで興味を抱かれた方はぜひご参加ください。
参加条件として経験年数などの条件は設けていません。レベルの違いがあってもそれを許容して、教える・教わることのできるグループにしたいと考えています。
英語論文を読むのが苦手という方もご安心ください。ひとりで読むのは億劫ですが、みんなで取り組めば案外読むことができるものです。
複数の文献を挙げている月もありますが、発表者のご意向で一部を省いていただいてもかまいません。
絶版になっていたり海外の文献だったりと、取り寄せの難しい文献もありますので、ご自身で用意が難しい場合は主催者にご相談ください。
違いを認め合いながら、無理せず、無理させず、楽しみながら学んでいきましょう。

内容:
4月17日 <フロイトとその批判①>
フロイトの性理論と女性論
Freud,S.「性理論三篇」「エディプス・コンプレックスの没落」「マゾヒズムの経済論的問題」「解剖学的な性差の若干の心的帰結」「女性の性について」「続・精神分析入門講義」「女性性」
5月15日 <フロイトとその批判②>
ドイチェの女性論(マザリングの円環構造)
Deutsch,H. (1925) The Psychology of Women in Relation to The Functions of Reproduction. International Journal of Psycho-Analysis. 6: 405-418
6月19日 <フロイトとその批判③>
ホーナイの女性論(ペニス羨望、女性のマゾヒズム論への批判)
Horney,K. (1926) The Flight from Womanhood: The Masculinity-Complex in Women, As Viewed by Men and by Women. International Journal of Psycho-Analysis. 7,324-339
Horney,K. (1935) Th Problem of Feminine Masochism. Psychoanalytic Review. 22:241-257我妻洋・安田一郎編集『ホーナイ全集 第一巻 女性の心理』26-48,264-292
7月17日 <ジェンダーアイデンティティと精神性的発達①>
身体の認識とジェンダーアイデンティティ
Stoller,R. (1968) Sex and Gender. Science House. 桑畑勇吉訳 (1973) 『性と性別―男らしさと女らしさの発達について』岩崎学術出版社
Stoller,R. (1976) Primary Femininity. Journal of the American Psychoanalytic Association. 24S:59-78
9月18日 <ジェンダーアイデンティティと精神性的発達②>
タイソンの精神性的発達論
Tyson,P. & Tyson,R. (1990) Psychoanalytic Theoryies of Development: An Integration. Yale University Press. 皆川邦直、山科満監訳 (2008) 『精神分析的発達論の統合②』岩崎学術出版社
10月16日 <心的両性性①>
ウィニコットの「男性的要素/女性的要素」「すること/いること」
Winnicott,D.W. (1971) Creativity and Its Origines. In Winnicott,D.W. (1971) Playing and Reality. Tavistock Publications. 橋本雅雄訳 (1979) 『遊ぶことと現実』岩崎学術出版社
11月20日 <心的両性性②>
ビオンの「コンテイナー・コンテインド」
Bion,W.R. (1959) Attacks on Linking. International Journal of Psycho-Analysis. 40: 308-315 松木邦裕監訳(1993)『メラニー・クライントゥデイ①』岩崎学術出版社106-123
12月18日 <ラカンに関する講義:(タイトル未定)> 講師:堀川聡司先生
1月15日 <フランスのセックスとジェンダー論概観>
Buhle,M.J. (1998) Feminism and Its Discontents: A Century of Struggle with Psychoanalysis. Harvard University Press.
2月19日 <関係精神分析から論じる男-女の対関係>
Benjamin,J. 2004 Beyond Doer and Done to: An Intersubjective View of Thirdness. Psychoanalytic Quarterly. 73:5-46